おやすみちゃん

10割ゆめみてる

17/5/22 Buono!ライブに行ってきました

Buono!のライブに行きました。横浜アリーナまで。どうしても、言葉にしたくなったので、ブログを書くことにしました。

 

私は、Buono!というグループが特別好きでした。それは推しがいたからというのもあったし、純粋に楽曲がすきだったからというのもあったし、3人の空気感がすきだというのもありました。末っ子愛理にお姉さんな雅ちゃんとリーダーなのにオチ担当の桃子。兎に角、いろんな理由でBuono!は私の心を掴んで離しませんでした。途中、活動停止している期間に某大型掲示板のBuono!スレに張り付いてはBuono!の情報をかき集めていました。

 

ハロープロジェクトキッズが、好きなんだと思います。
アイドルなのに、幼なじみでもある、あの子たちの特別な空気がだいすきでした。だから、カントリーやピンククレスで活動する桃子や雅ちゃんに対してどうして、という気持ちは拭いきれなかったし、武道館だって、横浜アリーナ公演だって、ラストだし、Buono!だけでその場に立って欲しかった。そう思っていました。横浜アリーナまでは。

 

なっきぃがブログにベリキュー誇りのグループだと書いていましたが、Buono!ベリキューの物語なのだと。ベリキューあっての、カントリーガールズ・ピンククレスがあってのBuono!なのだとおもいました。℃-uteが、ベリーズ工房カントリーガールズがピンククレスがあることでBuono!に活かせる事があって、その逆も勿論あり、そんな事に横浜アリーナ公演でやっと気付きました。恥ずかしいけれど。でもラストBuono!だからこそよりそう感じたのかもしれません。Buono!というグループで得たものを、活かしているなあ、とおもいました。勿論他のメンバーのパフォーマンスもさすがハロプロ!よかったです。

 

肝心のBuono!ライブですが。
ほんっっっっとうに楽しかった!!!
前日いや何日も前から、この日を楽しみにしていて、同時に来ないでくれとも願っていました。ラストだと言われないでいれば、いつまでも待つことができたから。4年でも、何年でも待つことができたから。

 

でもラストにふさわしいライブでした!!!!

正直、今でもラストという言葉に対しては、あの日横浜アリーナの椅子にしがみついてヤダヤダもっとBuono!やってヤダヤダやってくれるって言わないと帰らない!!!ってやりたかったし、今でもやってほしい、続けて欲しいという感情はあります。勿論。だって、もし、もしですよ。何年後かに℃-uteベリーズ工房が集まって復活ライブをそれぞれしたとして、もしくはドリームベリキューをしたとして、そこでBuono!をしてくれるのかというと確率はぐっと低くなるし、ドルチェもいない。それがわかっている分、成仏できるのかなあと始まる前までずっと思っていました。

 

でもそんなのぜんぶBuono!が吹っ飛ばしてくれた!!!!!!!

Buono!ライブは、ずっとBuono!ライブでした。なんばハッチで見ていた頃から変わらない、でもほんとうに素敵に成長した3人の、Buono!ライブでした。
楽しそうに歌う3人、ドルチェと絡む3人、フリーで動いても大切な振り付けは3人が決してピタリとは揃っていないけれども、個性を表したようなダンスで踊る。桃子の「跳ぶよ!」や愛理MCの「前の方の皆さんも~~~」や雅ちゃんの「みやのこと好きな人~~!」も何も何も変わらないBuono!ライブでした。あの愛を込めて言われる茶番、なビデオだってやっぱりおもしろかった。

 

何よりも、3人がドルチェと考えたんだろうな、ってすごく伝わってくるライブだったのが、嬉しかった。
ブログにもありましたが、どんどんやりたい事が溢れてくる、と。
Cafe Buono!なのかTrattoria Buono!なのか、店名はわからないけれど、レストランな演出とか、最高のセトリ。
それから泣き虫少年の3人なんて、もう。楽器をもって出てきた3人に涙が止まりませんでした。忙しいだろうに、少ししか時間がなかっただろうに、どこまでやってくれるんだと。
Kiss!Kiss!!Kiss!!!の寝言の演出も素晴らしかったですね。思えばBuono!ライブの時はずっと、3人がこのまま眠ってくれれば終わらないのになあと思っていた気がします。

ライブが終わる事が現実味を帯びてきて、愛理は泣いているし、雅ちゃんから桃へコメントなんて、泣かせる気しか…!!!としんみりしたところで鳴る目覚まし、私には?!!?という顔をした桃子。笑いを忘れない、Buono!らしさがぐっと詰まったシーンだと思います。Buono!はいつまでも笑わせてくれました。笑顔をくれました。それはやっぱり、桃子がリーダーだったというのも、大きいと思います。桃子は鉄の女と称されたりしますが、決してそうじゃないんですよね。笑顔をあげたい人だった。そんな桃子がリーダーのグループは、やっぱり楽しかった。です。その後の桃子の目がウルウルしてたのも、よかったなあ。I NEED YOUのグッと堪えてるところもよかったけれど。
泣き出した愛理に、自分も目に涙を溜めているのに手を差し伸べた雅ちゃんとか、360度監視ガールというよくわからない言葉を創り出した給食係さんとか、ejiさんの手紙とか。沢山の名場面がありましたね。

 

ドルチェの紹介のところもすきでした。ギターけいちゃんの、ドルチェに憧れて…というところ、もう、どんな物語なんだよと。Buono!にもドルチェにも、関わった人のぶん、物語がある。物語を背負わせたくなる魅力のある3人だったなと思います。
Buono!に出会わせてくれてありがとう。素晴らしい言葉でした。

 

普段事務所に対して愛やその逆の感情を込めて(笑)、くそ事務所め~~~!と思うこともありましたが、Buono!に武道館のステージを踏ませてくれて、それから横浜アリーナで歌わせてくれて、そしてドルチェを呼んでくれて、演出や効果もすばらしい物にしてくれて、Buono!を作ってくれて、ありがとうという気持ちでした。

いろんなひとがやり切ってくれたから、ああ、Buono!、よかったな。素直にそう思えます。あの曲もその曲も聴きたいという気持ちもあるけれど、それ以上に最高のライブだったという想いのほうが大きい。

 

なんばハッチ横浜ブリッツでやっていた、全編バンドじゃない頃から、横浜アリーナで全バンドで、もうどこまで。

 

Buono!、だいすきですけど、きっと、大変だったとおもいます。だから空白期間もあったんだとおもいます。その間、やきもきもしたけれど、最後に言った「小さかった私たちの夢を叶えてくれた曲」という言葉で、浮かばれるようでした。3人もBuono!に夢を持ってくれて、よかった。わたしがBuono!に夢見てたように、Buono!に助けてもらったように、Buono!をすきだったように、3人もBuono!に夢見て、悩んで、大切にしてくれて、よかった。ドルチェも事務所もそうで、作曲家さんや作詞家さんもそうで、想いが均衡していたのが、ラストライブですごく伝わってきて、こんなにファンとして嬉しいことってないな、と思いました。

浅田真央ちゃんに金メダルを取ってもらいたかったぐらい、Buono!で天下を取ってもらいたかった。そう思うけれど、でも、最高のライブだったから。

 

Buono!ありがとう。
わたしは歌手じゃないから歌い継ぐことはできないけど、でもこれからもいろんなところでBuono!の曲で力を貰うんだろうな。Buono!にもらった力でいろんなことを乗り越えて、またその記憶で、違う壁も乗り越えられたりするんでしょう。忘れないって、そういうことだよね?

 

Buono!という、ロックグループがハロープロジェクトにあったこと、出会えたことにありがとう。わたしの中で、確実に伝説です。ありがとう。何度言っても足りないけれど。最後にレストランの扉を閉める時、桃のくちびるがまたね、と動いたこと、それだけでこれから生きていけます。

 

開演前、ピンナップポスターを桃子に交換してくれたお兄さん、終演後あまりにも泣きすぎていて不憫に思ったのか(笑)、声を掛けてくれ、ピンクの風船をくれたお兄さん、ありがとうございました。思えば優しさに触れたのもBuono!はじめハロープロジェクトの現場ならではでした。

 

すきになって、よかった。応援していてよかった。Buono!ありがとう。世界でいちばん、さみしくて、楽しい夜でした。

 

 

きみがいても、きみがいなくても 想ってる。